せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

養老先生…

 最近書店でやたらとネコ写真を見る。ネコ駅長とかのもあるけど、ブログで話題になった子の写真集なども多い。ネットアイドルの写真集って感じ。
 それに比べると、イヌの写真集というのは少ない。いや、なくはない、それなりの数はあるのだけど、ネコのように「ネットで人気が出て一冊の本にまとまりました」というタイプの本はあまり聞かない気がする。
 犬ブログは、もちろん猫ブログとかわらないくらいあって(たぶん)、私もいくつか定期的にチェックしてるのがある。コメント欄の反応も結構あるんで、人気もあると思う。でも、犬ブログから写真集って展開はどうなんだろう? 富士丸は本になったけど、写真集じゃなくブログの文章も含めた本だった。確かに富士丸にも人気はあったけど、ブログ主さんの文章もまた好かれていて、それで本になったという感じがする。
 相方が言っていたのだけど、猫好きはとにかく「猫」が好きだけど、犬好きはまず自分の子が好きらしい。だから、猫好きはよその子の写真集もそれなりに買ってくれるけど、犬好きはどっちかというと自分ちのに興味を注ぐ。マーケットとしての魅力に欠けるというわけ。
 と言われても、私はそれなりによその子も好きだけどな。うちの子自慢な猫好きも多い気もするし。
 でも、書店がああなってるってことは、相方が聞いた話もまんざら嘘でもないっぽい。本当のところはどうなんだろう。

 というような前振りの後に。「うちのまる」という猫本がある。

うちのまる ~養老孟司先生と猫の営業部長

 世間では「バカの壁」の、うちでは「ガメラII」でレギオンを解剖していた(爆)、養老孟司先生の飼い猫のスコティッシュフォールドの写真集です。スコティは妹の家にもいたけどすげー不思議な猫で、この写真集でもやってるけどにょろーっと立ち上がるのだ。他の猫がやらないようなポーズをとる。そして、異様に温厚。何をされてもあまり怒らない。妹の家の子は姪にひげを全部切られたことがあったが、特に抵抗もせずなすがままだったらしい。
 あの猫には極端にビビるアインが、ミギー(猫の名前です)のことは好きだった。そのくらい、性格が穏やかな猫でした。もし猫飼うなら、私もスコティがいいかな、と思う。あと、マンチカン。<足が短い生き物に弱い。

 この「うちのまる」にはオビがついていて、養老先生の一言が載っている。いわく。
 まるを見ていると働く気が失せる。
 ……。
 それ以外の時はまだ働く気がある、養老先生は偉いです。(常に働く気が低のわたくし)